TIPOFF!! #LOVE WINTER





「お、よう。」 

翔真の予想通りソファーに座っていた健が明徳組の登場に気付き、挨拶する。

「こんばんは。」
翔真が挨拶すると、来ていた瑞希や和希のチームメイトのゲームの相手をしながら
「おう。アイツ学校どう?大丈夫か?」
「はい。学校にはマスコミももういないです。」
「そっか。頼むぜ。」
「はい。」
「あ、つーかうちの大学と試合したんだってな?」
面白そうな笑みを浮かべながら聞いた。

「情報早いですね。」
「まぁな。お前らしくて笑わせてもらったぜ。」
鼻で笑われたように見えたが、そこまでの皮肉には感じなかった。

(俺から見ると、どちらかというと“らしくない”と思ったけどな…。)
心の中の異論を思った三上だったが、
あれがむき出しの本当の翔真だったりするのかな。とも思えた。

「しかし、あれで勝てれば見上げた根性だけど、負けるとはお前はまだまだだな。」
「う・・・。」
言われて言い返せない顔をする悔しそうな翔真を見るのも貴重だった。