「忘れてたぜ・・・ペナルティーをよぉ・・・。」
放課後、自習プラス校庭50周の実刑を受けている未茉と翔真・・・
「うん…まぁ、今日で自習も終わるし。」
とのんびり屋の翔真は雲行きの怪しい空を見上げながら、緩く走ってると、
「ん?!」
ポツリと頬に触れた雫で雨が降ってきたことに気づくと、
「まぁ、すぐやむかな。」
未茉は構わず走り続けようとするが・・・、
急にざばぁぁあっ!!!とバケツをひっくり返したような雨が地面へと打ち付ける。
「なんだこの雨ぇ!?やべぇ!!」
「未茉ちゃん、こっち!」
二人は急いで目の前の校庭の物置部屋へと入った。
「マジかよ参ったな。自習室から直行だったから着替えんの面倒で制服で走ちまったじゃんか。」
濡れてしまった白シャツに制服のスカート姿の未茉は舌打ちしている。
翔真もべったりと濡れたシャツが肌にまとわりつく不快感を覚えると、
「…」
彼女の白シャツも濡れてうっすらと下着の色が透けていることに気づいた。
「…まずいな。」
「あ?通り雨だろ。すぐやむよ。」
「雨じゃなくて…」
「あ?」
歯切れ悪そうに視線を反らす翔真に、
「どうした?」
覗きこむように見上げると、未茉の腰へと手を回してくる。



