「絵になるな。なんか。」
スタイルのいい女性だからか、あの兄弟の並ぶ姿にひけをとらない。
「ちょっと!白石さん!実湖さんと知り合い!?」
焼きそば屋台から急に抜けてきたのか、興奮気味に椎名が駆け寄ってきた。
「いや知らね。え、知ってんの?」
「知ってるも何も…インスタグラマーだよ!」
「インスタグラマー・・・?」←SNS化石
「もー!!現役女子高校生モデルの実湖ちゃん!!私フォローしてるの!!顔ちっさいし、スタイルもいいし、綺麗すぎ!!」
憧れの子だったらしくて、スマホで遠目から写メを撮りまくっていた。
「なんかあの女の声聞いたことあるようなないような…」
だが未茉は全然ちがうことがひっかかり、首を思わず傾げてると、
「…!」
その女は振り向り未茉の方を見て軽くお辞儀した。
「きゃぁあ!こっち見たぁぁあ!!」
「…?」
興奮する椎名の横で、どうも。と軽く未茉もお辞儀はした。



