「お前が勝ったら潔くうちらは帰る。あたしが勝ったらお前は明日から学校来てバスケ部復活する。いいな?」
「!?」
急な申し出に“無理無理!!”と言わんばかりに首を振りボールを投げ返し、踞るも、
「やるぞ!!いつまでもウジウジしてんな!!来い!!!」
バッシーン!!とボールを投げつけると、
「……」
ボールを両手で掴みそこから思いっきり、リングへとロングシュートを打つ。
「「!?」」
ーーシュッ。と力強いバンクシュートを決めた。
「「はぁ!?マジか!?」」
「3ポイントラインより遥かに後ろだぜ!?」
まぐれにしてはすげえ!!と結城は驚いていると、
「やっぱりな。うちのクラブの奴はブザービート特訓すげーさせられてるからな。」
ふっと未茉が勝ち気な笑みでボールを拾う。
「おし、じゃ行くぜ?」
指でクイッと挑発すると、
「…!」
すぐに村越はディフェンス体勢に入るが、ドリブルで交わしフックシュートを決める。
「鮮やかだな。むかつく」
右手だけで軽々とフックシュートを決めてしまう未茉に面白くなさそうに結城はが舌打ちすると、
「あははっ。」と翔真は笑う。



