「そうなの?なんて子?」
思わず翔真も聞いてくるも、
「翔真・・お前、名前聞いて分かるの?」
基本白石以外の女に興味ないくせに…と三上が思わず突っ込む。
「村越日和」
「うわっ、全然わかんねぇ……。」
未茉も頭を抱えながら記憶の糸を辿るも、面影すら思い出せない。
「俺も分かんないな…」
「だろうね。」
安定の突っ込みを三上はいれる。
「椎名と一緒にバスケ部に入ってアイツ吹奏楽行ったじゃん?その頃から来なくなってもう出席日数やべぇから留年目前らしいぜ。」
「そうなの!?うわっ名前も顔も全然出てこねぇ・・。あん時、翔真目当てで入ってきて結構一気に辞めてった奴多いから。」
「日和は湊君目当てじゃないよ。」
聞こえていたのか、椎名がやってきてたまらず口にした。
「私は湊君目当て入部だったけど、日和は違う。ミニバスからずっとやっててそれなりに上手くて選抜にも選ばれた実力もある子なの。」
「「え!!?」」
一同は声をあげて驚いた。
「名前なんだったけ。」
「村越日和」
「村越日和…バスケ」
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