TIPOFF!! #LOVE WINTER





「お、ベストカップル!!お帰り!!」
「お早いご帰宅で!!」
未茉達が教室に戻るなり、クラスメイト達からの冷やかしのヤジによって出迎えられる。

「騒がせて悪かったな!」
未茉が挨拶のように謝ると、みんな笑ってくれた。
「いや、もうお騒がせなのは白石の代名詞だと俺らは思ってるぜ!」
「あんだよそれぇ!!」
と言いながらも大爆笑の渦だった。

「こっちこそ、なんか嫌な空気にしちゃってごめんね。」
「白石さんが湊君を好きってちゃんと言ってくれてよかった。私達応援してたから。」
反省の顔色を浮かべた女子達がそう謝ってくれると、
「…おう。そうだよな。応援してくれてたもんな。さんきゅ。」
応援してくれているという言葉に未茉は素直にそう思えたのと同時に、

“何かあったらすぐに俺に言って”
今のこの関係でもそう言ってくれた翔真のことも大事にしなきゃなと思った。


「おつ。」
自分達の机に戻ると結城と三上にはゴンと四人で拳をぶつけ合い、声を揃える。

「っーか何・・自習?」
荷物をまとめる二人に呆れてると、
「まぁ停学じゃないだけ本当によかったな。」
「あれじゃん。白石も苛められてた的な?のが効いたのかもな。学校的に。有名人だしな。」
そういうのヤバそうじゃん?と二人が言い合ってると、

「あ、そうだ。白石今日練習の後暇か?」
「ん?自主練の後なら時間あるけどなんで?」
「米田が苛めてたっつー、登校拒否の女、女バスだったらしいぜ?」

「えっ!!?」
未茉は目を丸くして声をあげて驚いた。