「白石さん、浮気はほどほどにね~」
「仲良くね~!」
だが女子達からも昨日とは少し違うリアクションが返ってくるので、
「・・・なんだかこっちが振り回されてる気がするぜ。ったく。」
疲れんな。とため息つく。
「それより、体操服は大丈夫なの?」
「おお、あんな漫画やドラマみてぇなことがあんだなってちょっと驚いたな。」
「何かあったらすぐに俺に言って。」
「ん?」
急に真面目な声を出すから思わず顔を見上げると、少しだけ不服そうには見えた。
「付き合えなくてもいいから、ちゃんと守らせて。」
柔くふわっとした表情とは違い、強く真っ直ぐな眼差しで立ち止まる。
「ぷっ!あははっ!!やめろよ!急にマジな顔で照れんだろ!!」
お腹を抱えて笑い出す未茉に「むっ」と翔真は膨れっ面で唇を尖らす。
「嘘だよ。サンキュー用心棒!!」
ぽんっと背中を叩くと、
「え、用心棒・・・?」
なかなか古風なネーミングに首を傾げる翔真であった。



