「っーか、嵐は大丈夫なのか?記者」
『…ああ。こっちは寮だから敷地には記者とか入れねぇから。』
「ずりぃな。ったく。」
『そっちはやべぇか?やっぱ』
「やべぇよ。パパもよ。」
『後で電話しとく。悪かったよマジ』
少し反省したのか声のトーンが落ちた嵐に、
「いいよ。もうこっちの心配は。おめぇはバスケ頑張れよ。」
『ああ…サンキュ悪か』といいかけた途中で未茉から翔真はスマホを取り上げ、
「もしもし、」
『あ?誰だ』
「湊です。」
『んぁあ?!勝手に電話代わるんじゃ…』
「未茉ちゃんは俺が守ります。」
『…!?』
「絶対守るんで、心配しないで下さい。勝手に電話代わってすみませんでした。」
それだけ言うとスマホを未茉に戻した。
「きゃぁぁあ~~ママもぉ~~ドキドキしちゃうぅぅぅ」
それを聞いていたママは骨抜きにされ、身体が痺れると顔は真っ赤になり、ハンドル裁きを誤る。
「うぁぁぁあっ!!もぉママ!!危ねぇからしっかり運転しろよぉ!!!」
プチ…ととっさに電話が切れてしまい、
「あの野郎・・・切りやがったな」
と、嵐に恨まれる翔真であった・・。



