「ん♪うまいっ!!最高ぉ!!」
「そやろ?!今日は塩味の唐揚げやで。」
お皿いっぱいの山盛り唐揚げは日替わりで味が違うらしい。
未茉はぺろりとたくさん頬張ってると、
「未茉…私、帰るね。」
リビングで翔真と静香と唐揚げを食べてると、ばたばたと勢いよく階段が下る音が聞こえてきて、
「え?!莉穂食わねーの!?めっちゃくちゃうまいぜ!?」
「うん、また。」
慌ただしく玄関へと走って、追いかける間もなくすぐに出ていってしまった。
「なんだぁ…?」
未茉が箸をくわえながら首を傾げるも、
「ま、いっか!おばちゃんご飯大盛りおかわりぃ!!」
「あいよー!!」
気にせず唐揚げに夢中だった。
「あ、俺も頂いてもいいですか?」
対照的に機嫌よく降りてきた結城を見て翔真は何だか怪しい予感はしたが、
(まぁ…大丈夫…かな?)
唐揚げを口にしながらそう思うことにした。
(今頃、結城押してるだろうな…。最近彼女欲しがってたし。)
長年の親友の行動を悟りながら三上は帰り道、コンビニに寄った。
「あ、明日発売のジャンプもう発売してる。」
嬉しそうに手に取ると、
「ん?」
単行本の前に積むように店員が置いてく明日発売の週刊誌に目を疑った。
「え…!?」
NBA目前!!桐生嵐【16】と、日本人初NBA白石清二の長女【16】国大バスケ出場美少女選手!!
超大型サラブレッドカップル!!
【スタバで仲良くデート♡からの大喧嘩!?】
「なんだこれ…!?」



