スマホのID画面を開いていると、
「ふるふるでいい?」
「うん。なんでも。」
「二階堂のことは吹っ切れた?」
「え」
「まだなら忘れさせてあげようか?」
ニッとその気を見せると、
「どういう…」といいかけた時、壁に手をあてて結城は莉穂の唇へと一直線に顔を近づけてキスをする。
「なっ…!!?ちょっ…!!」
驚いた莉穂はすぐに離れると、
「あ、きてた。ふるふる。」
ちょうどLINEに莉穂のアイコンが届き、結城は微笑んだ。
「なんなの・・・急に」
少し怒りながら睨むと、
「ずっと可愛いなと思ってて、触りたいと思ってたから。」
その戸惑う唇を指をなぞりながら顔を近づけて微笑んだ。
「それに寂しそうな目してたよ。」
「…っ!!離れて!!」
赤くなりながらも、結城を突飛ばし莉穂も下へと降りてく。
「脈ありそうだな。コレ。」
ベッドに寄りかかりながら逃げるように去ってく莉穂を見ながら結城は手応えを感じた。



