「キスしようとしても拒まれたんや。未茉が忘れられへん。って。忘れさせてやる言うても、首振られたんや!!」
(すっげぇ女・・・)と、思わず言いたくなったがなんとか堪えるドン引き中の三上・・・。
「あっはははっ!!」
突然のタイミングで笑い出す翔真に一同は驚きの視線を送り、
「おい・・・翔真!!いくら笑えるからって正直に笑っちゃダメだろ!!」
結城に肩を組まれひそっと怒られるも、
「さすが未茉ちゃんの友達だと思って。」
「うちを笑い者にするつもりやなぁ!?この湊めぇ!!」
「違うよ。ただ急ぎ過ぎたんじゃないかな?」
「…?」
「デートをオッケーするってことは、普通に脈があるってことでしょ?じゃなかったらしないよ。この子ならっていう期待あったと思うよ?」
「まぁ…確かに…そうかもな。」
うまくフォローしたのか、それとも本心なのか分からないが翔真が言うと妙に説得力があり、みんなは頷く。
「まずは静香ちゃんと一緒にいて、静香ちゃんを好きになりたいって気持ちを大事にしたかったのかもしれないよ?」
「…」
その言葉に思わず顔を見上げたのは、莉穂だった。
「そんなに焦らなくてもいいと思うよ。」
優しくにっこりと微笑むと未茉のいる一階へと翔真は下りていった。



