TIPOFF!! #LOVE WINTER





「凄いな。あんな重役さんが来たりすんだな…。俺らん時あんな人来なかったぞ。しかもバッシュまでプレゼントなんて・・・。」
思わずため息つきながらマイクがそう漏らすと、
「え、マイクさんも撮影したんですか?」
みんなも一斉に反応する。

「去年な。まあ、メインはスター兄弟で、俺とブラウンと不破はもう引き立て役みたいなもんだよ。桐生が出てきてからは、桐生一色でお声もかかんねーだろうな。」
「…」
「白石清二の娘となると、スポンサーもやっぱり気を使うのかな?」


撮影部隊が撤去した体育館では自主練を始めだす。
「メイクが落ちねぇ・・」
汗かくと痒いと言い出す未茉に、
「メイク落としないの?ちょっともー」
と、鈴木が付き添って未茉のメイクを落としを手伝いに行くと、マイクがハッと何やら大事なことを思い出した。

「あ、そうだ白石白石!」
「ふはぁいぃ??」
粉メイクが目に入り痒がってると、
「お前、静香の様子知ってるか?」
「ふえ?静香??」
「ここ数日具合悪いって休んでるんだよ。」
「腹でも壊したんじゃねぇの?ケツだしてたから。」

「ヶ、ケツ・・・?!いや、具合悪くてもバスケ休んだりするような奴じゃないからなんか気になってさ。大丈夫だといんだけどな。」
「大丈夫に決まってんだろ。ちょっとやそっとじゃ死ぬような奴じゃねーだろ。」

「まぁ・・・そうだけどよ・・。」
お前に聞いた俺が間違いだったな。と後悔するマイクであった。