TIPOFF!! #LOVE WINTER





「HEY翔真。お前の彼女ついにモデルデビューだな。」
「マイクさん・・わざわざ来たんですか・・?ミーハーですね。」
反射的にあまり会いたくない人だったので逃げ腰になる。

「彼女のお迎えついでに練習試合の申し込みさ。」
「え?練習試合…ですか?」
「そう明徳とのな♪」
たくさんしごいてやるからなという鬼の満面笑みに対して、
マジかよ最悪・・と、とんでもなく嫌な顔をする翔真に、
「そんなに喜んでもらえて嬉しいぜ!!」
ふあっははははっ!!と笑い今から腕がなるマイク。


「ねぇ白石、手怪我してるのに大丈夫なの?脇練だって前原から聞いてるけど…」
心配そうに鈴木が翔真に尋ねると、
「右しか使わないし、軽いアップみたいな撮影らしいですよ。」

「私も写ったりしますかね?」
この日の為にスーツまで新調し、美容院まで行きセットした新米斎藤がドキドキしながら小倉に尋ねるも、
「一切写りませんのでご安心を!」
「・・・。」


「じゃ白石さん、普段通りのシュート練習でいいからね。」
「はぁーい。」
現場の監督からの指示にドリブルしながら答える未茉に、
「よ、白石頑張れよ!俺らのために」
結城がちゃちゃを入れてくる。

「うるせぇ!!ったく・・結局アイツらへの借金返済のための撮影かよ・・。」
ふてくされながら軽いドライブを始める。

「よしオッケー!」
撮影は順調に進み、わずか30分ほどで終了した。
「お疲れ様!これよかったら皆さんで!」と3箱分のアクエリゼリーを置いてく。

「ありがとうございます…」
そっと撮影隊人数分のレモンティーと茶菓子をキタローが差し出すと、
「「ひっ!!!」」
その青白い顔色とあまりの陰気キャラなのにエプロン姿に一同は鳥肌が立っている・・・・