「だいたいやな、未茉が国体の時、調子悪かったせいで負けたんやで!?本来ならもっとスムーズにデートできるはずやったのに!!」
「まあ、確かに中林は仕事以上の仕事してたよな。勝負どころできっちり決めてたしな。」
それはお世辞でもなく事実を嵐は言った。
「せやろ!?さすがやな!キングはいうことが違うで!!」
「・・・わかったよ!うっせぇーな!!選べばいいんだろ!?女の下着をよぉ!?」
「午前中は俺と一緒に走る約束したのによ・・・」
一緒にいられる時間は短いのにコイツのせいで・・・とイライラする。
「それでこそうちの親友やで!!」
がっちり抱きつくと、頬にぶっちゅーとキスをしている・・。
(あぁ!!ずりぃ・・・)
自分のしたいことを全て静香に持ってかれる嵐・・。
「部活の時間までだからな。」
「わかっとるで♪未茉が女になるときは、うちが選んでやるで!!まぁ誰に見せるかは分からへんけどな~~!!」
「むっ・・・」
ニヤリとわざと嵐の方を向いて悪意のある挑発をする静香に、
「おっ…俺に決まってるだろーが!!」
「うはっ!そりゃ見物やなぁ?」とニタニタした視線を送ると、
(コイツ・・未茉のダチじゃなかったらぶっ殺してるとこだぜ。ぜってぇー・・・)
込み上げる怒りをなんとか押さえるのであった。



