TIPOFF!! #LOVE WINTER




「下着ってなんでわざわざ?」
全然話の意図が分からず、未茉は尋ねると、

「うち、こう見えても初めてなんやで。意外かもしれへんけど…。」
体をくねらせ、ちょっと照れた恥じらいを見せる静香に
(いや・・全然意外じゃねぇーだろ。)
と嵐は心の中で一人、冷静な突っ込みを入れていた。

「中林静香、ついにこの日が来たで!!!いよいよ裸のうちを捧げる女になるんや!!!」
グッと拳を天井へ高く突き上げ、ベッドに片足を立ててポーズをつけて宣誓すると、ずこっ!と嵐がずっこける。

(東京一の強豪大成女子のくせに、未茉の周りにはこんなバカがいるのかよ・・)
未茉がバスケに集中できねぇはずだぜ。と納得と同時に頭痛がした・・・


「女になる時は、下着を買うのかよ。ふんどしでもつけてれば?似合うぜ?」
ぶっあはははっ!!と未茉と嵐は笑い出すも、
「誰がふんどしや!?」
べっちーん!と殴られる・・・。

「っーかあたし午後から部活だし、朝走りにいきてぇし、遊んでる暇なんかねぇよ!」
「未茉っ!!!親友のこの一大事って時にバスケなんかやってる場合やあらへんで!!?あんたも付き合うんや!!うちの下着選びに!!」
「げっ!!やだよ!!面倒くせ!!世界一どうでもいい買い物だろそれ!!」

「ぷっ!!」と思わず嵐は吹き出すと、ギロリ・・と強い圧と共に静香に睨まれる。