「みっまぁぁぁああああーーー!!!」
まるで突撃されたように、ばっしぃーーん!!!と部屋の扉は勢いよく開いた。
「!?」
バットタイミングに嵐は、伸ばしていた手を引っ込め驚いてひっくり返るも、
「未茉未茉未茉未茉!!!!起きるんや!!!!」
静香は未茉の胸ぐらをつかみ、ばっしんばっしん!と両頬に激しい往復ビンタをして叩き起こす。
「んん~~……」
「起きろいうてるやろ!!」
「しょうまぁー…」
寝言で静香に絡み付くと、更に未茉のTシャツははだけて、下着がうっすら見えてくる。
(はっ。待てよ!!俺も未茉を起こしていればもしやあの状態からああなったんじゃねぇのか・・・!?
なんってもったいねーなんってもったいないんだぁぁあ!!)
と頭を押さえながら脳内シャウトをしていたが、
(いや、っーか、湊なんかに間違えられてされるとか…ありえねーし。マジそれありえねーだろ!?プライド持てよ俺!!)
と・・・・
一人寂しく段々下半身も萎えてく嵐。
「ん…なに静香ぁ?」
ふぁぁあっと、両手を伸ばして未茉は眠い目をこする。
「そや!!起きるんや!!大大大大大事件が起きたんや!!!」
「大大大事件ん…??」
「大が二つ足りひん!!今世紀最大の大大大大大大事件や!!!」
いつになく真剣な表情で切羽詰まったその表情に、
「なんだよ…いったいどうした?」
「デートや…」
「あ?」
「明日はデートやぁぁぁぁあ!!!」
近所中に響き渡るほどの静香の雄叫びをあげた。



