「あ、綾乃ちゃん!来てくれてたの?」
検査と診察が終わり廊下へと出ていくと、ぺこっとママにお辞儀をして廊下の待合室で待っていたのは神崎監督だった。
「私が勝ちたいあまり、娘さんに無理をさせてしまいすみませんでした!!」
「監督のせいじゃねぇからママ!!あたしが出たかったからぁ!!」
「もう分かってるから、綾乃ちゃん頭上げて。この子のお世話してくれただけでも私の方が頭下がるわぁ~~。大変だったでしょぉ??」
「いえ・・・まぁ・・。でも、本当に一生懸命すぎるくらい頑張ってくれて、白石がいなかったら愛知相手にあそこまでいけなかったです。」
「うっ・・・監督ぅうーー!!あたししばらくバスケ見学だってぇええ」
えーん!!と泣きつくと、
「分かった・・お前のリアクションが廊下中聞こえてたから大体のことは分かったから・・。」
「うぁぁああああん!!」
泣き叫ぶ未茉を待合室の人達はじろじろと見つめる・・・



