「さ、佐伯くん……どうかな??」

お風呂あがり、佐伯がプレゼントしてくれたルームウエアを着て部屋に戻った。




「…………」

その姿を見ても、佐伯くんはなにも言わずにあたしのことをじーっと見つめていた。




「さ、佐伯くん??あのぉ……」

「……やべぇ」

「えっ??」

「……めちゃくちゃ、カワイイ」

「えっ??本当に??」

「……ちょ、おまえ、こっちくんな」

「へ!?なんでっ!?」



ええーっ!?
来るなって言われた!!!!



しょ、ショック……‼
拒絶されたぁ……!!!!



「……わ、悪かったよしい。その、なんだ、そういう意味じゃなくて……」

「じゃあ、どういう意味??」

「……カワイすぎて、襲いたくなるから来るなって意味で……」