「ここに置いとくな??荷物」

「うん。ありがと‼」

「……そろそろ母さんも帰ってくる頃だと思うから、それまでゆっくりくつろいでて」

「ありがとう‼」

「……寒いだろ??暖かいココア淹れてくるから、ちょっと待ってろ??」

「うん。ありがとう‼」




佐伯くんはほんとに優しくて。
わたしにはもったいないくらいの彼氏だよ。



バスケのマネージャーとしてもそうだし、彼女としてもそう、わたしは佐伯くんの大ファンだ。
そしてこれからもずっと、大好きな人。  



佐伯くんのそばにいられるだけで、ほんとに毎日が幸せだ。
バスケの練習がない日も、こうやって遊んだりデート出来るだけで、幸せだ。