「どうしたの太一?」
聞くと太一は「い、いや。なんでもない」と、おどおどしながら左右に首を振る。
明らかに様子がおかしい。
「なんなの太一。なにかに気がついたならあたしにも教えて」
ミチルが必死に言う。
一刻も早く響を助け出したいという願いが、こちらにまで伝わってくる。
あたしはそんなミチルの腕を掴んだ。
このままだとミチルはひとりで突っ走ってしまいそうで怖かったのだ。
「別に、気がついたとかじゃなくて……」
太一はそう言って床に落ちているノートに視線を向けていた。
ブルーの表紙に『創作ノート』と書かれているものだ。
「あのノートがどうかしたの?」
質問すると、太一はぶんぶんと左右に首を振る。
「な、なんでもない」
「そんなわけないでしょ。そんなに慌ててるんだから」
ミチルが太一に詰め寄る。
「違うんだ。今回のこととはなにも関係ない。ただ、あのノートは俺のもので……」
そう言いながら太一が一歩前に踏み出した。
聞くと太一は「い、いや。なんでもない」と、おどおどしながら左右に首を振る。
明らかに様子がおかしい。
「なんなの太一。なにかに気がついたならあたしにも教えて」
ミチルが必死に言う。
一刻も早く響を助け出したいという願いが、こちらにまで伝わってくる。
あたしはそんなミチルの腕を掴んだ。
このままだとミチルはひとりで突っ走ってしまいそうで怖かったのだ。
「別に、気がついたとかじゃなくて……」
太一はそう言って床に落ちているノートに視線を向けていた。
ブルーの表紙に『創作ノート』と書かれているものだ。
「あのノートがどうかしたの?」
質問すると、太一はぶんぶんと左右に首を振る。
「な、なんでもない」
「そんなわけないでしょ。そんなに慌ててるんだから」
ミチルが太一に詰め寄る。
「違うんだ。今回のこととはなにも関係ない。ただ、あのノートは俺のもので……」
そう言いながら太一が一歩前に踏み出した。



