愛恋のキス




「……ありがとう」


 西山くんは一瞬だけ驚いた顔を見せたけれど、すぐに笑顔へと変わる。

 自然とその笑顔を見て、私も笑みを返した。


「それでね、動物カフェを調べていたら思ったよりたくさんあったんだ」

「えっ、本当?」

「俺もこんなにあるのかって思ったよ。猫に限らず、ハリネズミとかうさぎのカフェとか。フクロウカフェとかもあるみたいだね」

「すごい……!そんなにたくさんあったんだ」
「ほら、これとか……」


 調べた履歴を残しておいてくれたのだろう。西山くんはスマホを私のほうへ傾け、様々な動物カフェのサイトや写真を見せてくれる。

 画像だけでもう可愛いのが伝わり、今すぐ行きたいとソワソワしてしまう。