「……ふっ」
少し興奮気味に話しすぎただろうか。西山くんに私を見て笑われてしまう。
恥ずかしくなって俯いたけれど、再び西山くんが優しい声で話しかけてくれた。
「相手も今の藍原さんみたいな顔してたな」
「えっ……」
「キラキラ目を輝かせて、幼い子供みたいに笑って。たまらなく可愛いんだ。俺にとったら動物より相手が最高の癒しかな」
すごい……本当に西山くんの幼なじみは愛されているなと思った。
第一に好きという感情を隠せていないし、多分隠そうともしていないのだろう。
天然タラシと言われているけれど、本当はかなり一途である。
「あ、話ずれちゃったね。ごめん」
「いや、気にしないで!西山くんを見てると本当に幼なじみが好きなんだなぁって、私まで幸せな気持ちになれるよ」
これは本音である。幸せなオーラが漂っている西山くんを見ていると、私まで胸がポカポカと温かくなった。



