「霧谷、どうしたの?」
「あっ、いや……」
「こっちのモルモットも可愛いでしょ。霧谷が抱いてるほうも可愛いね、よしよし」
つい霧谷に抱かれているモルモットにも手を伸ばして撫でてしまう。
気持ちよさそうに目を細めるのだからたまらない。あまりに癒しの空間に、気づけば動物園を楽しんでいた。
「うさぎもすごいもふもふしてる……!なんでこんなに可愛いの?」
モルモットと同じくうさぎも大人しく、思わずうさぎに頬を擦り寄せてしまう。
「ふふっ、見てみて霧谷。ふわふわしてて気持ちいい」
「……これはズルいな」
「えっ、何か言った?」
「いや、何も。そんなに動物好きなんだな」
「うん、本当にみんな可愛い」
動物園に来て良かったと思えるほどに可愛くて癒される。



