「あ…、むっちゃん!!」

何気に上を向いたリコは。

その本棚の一番上、左端にある本を指差した。

「あれ、そうじゃない?」

あたしは立ち上がる。

目を凝らして見ると…



あった…!

ライテクの本、しかもおじいちゃんの名前で!!