「なんか、疑惑はずっとあったらしいじゃん?

それで、よく学校来れてたなって感じだよね」



トイレから戻った惠子が、
「何の話?」
と椅子を引く。



誰かの席に勝手に座って、大げさに言った。











「あぁ、りょーちんの件」