日もすっかり沈んだ頃、先生が訊いた。




「高田、お家の人は大丈夫か?

もう、六時回ってるけど」




真顔で心配している先生に、思わず吹きだす。




「まだ六時でしょ? 高校生だよ?」



「そうか。ならいいけど……」









柔らかくて、どこか情けない笑顔。











心が揺れる。