素直になれない高野くんと素直になりたい私。




私のお腹を触る高野くんの手を、遠ざけようとぎゅっと握った。



「……!」


「も…ほんと無理だから!
もう偉そうなこと言わないから許してください」


「……ハイハイ。
可哀想だから、許してやるよ」



意地悪な高野くんだけど、


言ったら、意外にすぐに手を離してくれた。


はぁ…よかった。


これ以上触られてたら、お腹まわりについたぷにぷにお肉がバレてしまうところだった。


危ない危ない、とホッと一息ついてチラッと高野くんを見たら


高野くんがパッと視線を逸らした。



……?


今…私のこと見てた?


あれっ、もしかして


お腹ぷにぷになの…バレてた…!?