素直になれない高野くんと素直になりたい私。




無事に髪が解けると、金髪の彼はリュックを抱えるように前に持った。



「ご迷惑をおかけしました…」


「いや、気にしなくて大丈夫っす」



なんかちょっと、見た目怖くて、目を合わせられなかった。


金髪の彼はその後すぐ電車を降りて、いなくなってしまった。



……なんか、


めっちゃドキドキしたぁ…。



知らない人なのに…いや、知らない人だからかな。


すっごい緊張した。人見知りが出た。ほんと泣きそうだった。


優しい人で、よかった…。


見た目は、怖かったけど…。