「お待たせ……ってなに読んでんの」
「えへへ、今日頑張ったしいいかな~って思いまして」
「読みたいんなら貸すけど。あ、でもテスト終わってからのほうがいいか」
「うっ……早く読みたいけどそうする……」
自分でそう言いながらも気分は落ち込む。
すると瞬がクスっと笑った。
「はいはい、頑張った希帆にご褒美あるから元気出せよ」
机の上に置かれたのは、小さなカップに入ったいちごのケーキとプリン。
「わあーっ!こんなの買ってくれてたの!?」
「希帆が好きそうなのあったから」
まさかこんなサプライズがあるとは!
コンビニに行くっていう連絡をもらったとき大丈夫だよって返したけど、そのとき買ってくれてたのかな。
「ありがとう瞬!」
「ん。どっちがいい?」
「えーっ、迷うなあ……じゃあ、いちごの方で!」
そう答えると、いちごのケーキとフォークが渡される。
もうほとんどなくなっていたオレンジジュースを注いで、ふたりで手を合わせて挨拶した。
「えへへ、今日頑張ったしいいかな~って思いまして」
「読みたいんなら貸すけど。あ、でもテスト終わってからのほうがいいか」
「うっ……早く読みたいけどそうする……」
自分でそう言いながらも気分は落ち込む。
すると瞬がクスっと笑った。
「はいはい、頑張った希帆にご褒美あるから元気出せよ」
机の上に置かれたのは、小さなカップに入ったいちごのケーキとプリン。
「わあーっ!こんなの買ってくれてたの!?」
「希帆が好きそうなのあったから」
まさかこんなサプライズがあるとは!
コンビニに行くっていう連絡をもらったとき大丈夫だよって返したけど、そのとき買ってくれてたのかな。
「ありがとう瞬!」
「ん。どっちがいい?」
「えーっ、迷うなあ……じゃあ、いちごの方で!」
そう答えると、いちごのケーキとフォークが渡される。
もうほとんどなくなっていたオレンジジュースを注いで、ふたりで手を合わせて挨拶した。



