「それで、なんで急にもっと好きになってもらいたいなんて考えだしたの」
「それは……やっぱりいつか愛想を尽かされるんじゃないかって不安になっちゃって……」
瞬はけっこう愛情表現をしてくれるけど、どうしてもふと考えてしまう。
どちらかと言うと待たせてるのは私だし、恋かどうか曖昧なまま何を言ってるんだって感じだけど……
それでも変わらずそばにいてほしいのは間違いないし、関係も幼なじみではなく恋人がいい。
とんでもない私のわがままだ。
だけど思いついてしまった。
それならトリコになってもらえる方法を探そうと!
「……はあ。こりゃ日高も苦労するわ……」
「あはは……だけど、希帆ちゃんも好きでいてもらう努力をしたいってことだよね。素敵だと思う!」
ふたりの反応は相変わらず真反対。
だけどなんだかんだちゃんと考えてくれる――
「はー、わかった。じゃあ服脱いでみれば?」
「なっ、なに言ってるの澪!そんなことしたら好かれるどころか嫌われちゃう!」
ちゃんと考えてくれたとは思いづらい答えが飛んできて、ガタンっと椅子から立ち上がる。
「大丈夫。喜ぶに決まってる」
真顔で言い放つ澪に、正気か!?と尋ねたい。
さすがの瞬でも、いきなり服を脱いだらドン引きしそう。
ていうかそれを私ができるかと言われれば、答えはNOだ。
普通に恥ずかしいし、そんな勇気ないし、無理!
「それは……やっぱりいつか愛想を尽かされるんじゃないかって不安になっちゃって……」
瞬はけっこう愛情表現をしてくれるけど、どうしてもふと考えてしまう。
どちらかと言うと待たせてるのは私だし、恋かどうか曖昧なまま何を言ってるんだって感じだけど……
それでも変わらずそばにいてほしいのは間違いないし、関係も幼なじみではなく恋人がいい。
とんでもない私のわがままだ。
だけど思いついてしまった。
それならトリコになってもらえる方法を探そうと!
「……はあ。こりゃ日高も苦労するわ……」
「あはは……だけど、希帆ちゃんも好きでいてもらう努力をしたいってことだよね。素敵だと思う!」
ふたりの反応は相変わらず真反対。
だけどなんだかんだちゃんと考えてくれる――
「はー、わかった。じゃあ服脱いでみれば?」
「なっ、なに言ってるの澪!そんなことしたら好かれるどころか嫌われちゃう!」
ちゃんと考えてくれたとは思いづらい答えが飛んできて、ガタンっと椅子から立ち上がる。
「大丈夫。喜ぶに決まってる」
真顔で言い放つ澪に、正気か!?と尋ねたい。
さすがの瞬でも、いきなり服を脱いだらドン引きしそう。
ていうかそれを私ができるかと言われれば、答えはNOだ。
普通に恥ずかしいし、そんな勇気ないし、無理!



