「まあ正直、そうなんだろうなって思ってた。告白してきたとき様子おかしかったし。それに手つなぐのもキスするのも全部とんでもなく戸惑うし。本当に俺のこと好きなのかよって」
「えっ、ええ……まさかバレてたとは……」
正直全く考えてなかった。
いやていうか、バレてたんなら自分が思ってた以上に不誠実な女だっただろうな、私……
薄々わかっていながらも付き合っててくれてたんだと思うと、嬉しいのと申し訳ない気持ちで複雑だ。
ああでも、これはちゃんと伝えておかなくちゃ。
「で、でもね瞬。確かに驚いてばっかりだったけど、ドキドキしたり嬉しかったのは本当だからね、その……手つないだり、ちゅーしたり、とか……」
恥ずかしくなりながらも言葉にすると、瞬は「あー、そう……」と言いながらそっぽを向いてしまった。
髪の毛の間から見える耳が赤い。
でもたぶん、私の顔も負けじと赤い……気がする。
「え、えっとだからね!瞬が最近すごくかっこよくなってモテモテだから、焦っちゃったといいますか……!もし恋人ができたら、今まで通り隣にはいられないだろうなって思って……それなら私が恋人になればよくない!?って思ったから告白したの!騙してごめんなさい!」
ぺこりと頭を下げて謝る。
どんな反応をされるかドキドキしながら待っていると、頭をぽんぽんと撫でられた。
「えっ、ええ……まさかバレてたとは……」
正直全く考えてなかった。
いやていうか、バレてたんなら自分が思ってた以上に不誠実な女だっただろうな、私……
薄々わかっていながらも付き合っててくれてたんだと思うと、嬉しいのと申し訳ない気持ちで複雑だ。
ああでも、これはちゃんと伝えておかなくちゃ。
「で、でもね瞬。確かに驚いてばっかりだったけど、ドキドキしたり嬉しかったのは本当だからね、その……手つないだり、ちゅーしたり、とか……」
恥ずかしくなりながらも言葉にすると、瞬は「あー、そう……」と言いながらそっぽを向いてしまった。
髪の毛の間から見える耳が赤い。
でもたぶん、私の顔も負けじと赤い……気がする。
「え、えっとだからね!瞬が最近すごくかっこよくなってモテモテだから、焦っちゃったといいますか……!もし恋人ができたら、今まで通り隣にはいられないだろうなって思って……それなら私が恋人になればよくない!?って思ったから告白したの!騙してごめんなさい!」
ぺこりと頭を下げて謝る。
どんな反応をされるかドキドキしながら待っていると、頭をぽんぽんと撫でられた。



