ドアに向かって足を踏み出す。 『ちょっとまってよ!無視しないで!まだ話はあるの!』 「こっちはね、お腹空いたの!」 あ、なんかばかといるとこっいもばかみたいなことしか言えないのかな。 『やっぱり水瀬さんってほんと面白いよね!もう僕友達になるまで体育館から離れないから!』 「勝手にし!と!け!よ!」 『ひどい…』 涙目になる桜木。あの、あなたは前世典型的なめんどくさい女子なのか?