貴方は私の光です。

「せーの!!星夜さまぁぁあああ!」

どの幹部よりも一番声量が大きい為嫌でも星夜には注目が集まる

「うぜぇ」

それをうざそうに顔を歪めて花道を歩く星夜がこちらの方に向かってくるのが見えてきた

「星夜」

冬馬が星夜に声をかけると星夜もこちらの雰囲気を感じ取ったのか歪めていた顔をさらに歪めさせた

「なんだ」

主語がなく一言しかしゃべらない彼にももう慣れた

けどそれは言葉足らずなだけで意識的にそうしてるわけではないと秋から聞いた

そのせいで誤解を与えてしまう事が多くあったみたいで早めにと教えてくれた

「くつ箱」

冬馬も主語がないことが多いけどそれは星夜と違って言葉足らずなわけではなくただ眠たいだけらしい

「あ?」

秋を押し退けて私のくつ箱を見ると私達を静かに見つめて後ろにいる女の子たちを見た

「誰だ」

私の方から星夜の顔を見えないけどきっと怒ってる

声に怒りが混じっているように聞こえて私のために怒ってくれている事が少し嬉しく感じた

「…………」

周りの人たちは互いに顔を見合わせながら肩を竦めている

「今後こんなことしてみろ








覚悟しておけ」

そう捨てぜりふを言い放って星夜は私の手首をつかみどこかに歩き出した