貴方は私の光です。

その日から私はそこには入り浸るようになった

萌唯は相変わらず神龍を見かけたら威嚇してるけど

でもそんな私にも問題がある

それは……


「今日も?」

くつ箱を除きながら萌唯が私の肩を抱く

「別に慣れたからいいんだけど」

二人が覗くそのくつ箱の中には"死ね"や"神龍に近づくな"などなど

簡単に言えばいじめなのかな

「慣れちゃダメだよ!慣れちゃ!」

唾を飛ばす勢いで叫び私の肩をバンバン叩く

その瞬間外の方から女子の黄色い叫び声が聞こえてきた