貴方は私の光です。

「あ、昨日ぶりですね」

先輩がどうかも分からない秋に返事を返す

まぁ、昨日この学校の事を知ってるぽかったから上級生だとは思うんだけど

「待ってたよ林ちゃん」

手をヒラヒラしながらそういう秋は絵になる

「あの林に何か用ですか?」

萌結が不審そうに彼を見る

「まぁね、林ちゃんちょっと着いてきてくれない?」

ウインクをしながら言うから遊び人に見えてくる

ほんとに遊び人なのかもしれないし相変わらずよく分からない彼だけど昨日よりは恐怖感は抱いていなかった

「え?」

私の返事なんか全く聞きもせず手を掴んで走り出した

後ろの方からは萌結の怒った声が聞こえてきたけどそれよりも彼に引っ張られて走るので精一杯だったから彼を引き止めることなんて出来なかった