「どうしよ……」 お母さんは絶対家に入れてくれない。 ましてやもうお父さんがいないのだから。 仕方なく、近くの公園で野宿してからこれからを考えようと移動した。 時間はもう12時をまわっていた。 寒さは相変わらずで、指の先が冷たい。 腫れた腕は折れているのかなかなか引かなかった。 『いつか迎えに行くから待っててね』 いつかの、"あの人"との約束を思い出して今来てくれてもいいのにななんて思ってしまう自分がいた。