「違ぇよ。電話の向こうから聞こえてきたんだよ」 「お前女趣味悪いな」なんて、余計な一言を言って紅蓮は車に乗り込んだ。 • • • • • 「どうする?倉庫寄っていく?徠いるかもよ」 暫くして、倉庫に近づいてきて紅蓮にそう聞いた。 「あー、今日はいい。前に行ったしな」 よっぽど仕事で疲れたのか、背もたれに寄っかっていた。 「りょーかーい」 じぁあこのまま家に帰ろうと、角を曲がり公園の前を通ったとき突然紅蓮が声を上げた。