孤独のその先に

「よし。じゃあ早速挨拶するか」


あい、さつ?


「今から美羽には下っ端のみんなに挨拶してもらう。緊張しなくてもあいつら優しいから大丈夫だからな」


朔夜にそう言われと、不思議と緊張がなくなる。


『わかった。頑張るね』


頭をわしゃわしゃと撫でてくるからぼさぼさになった。


「ははっ犬みてぇ」