孤独のその先に

少しだけ光が見えた気がする。


__気がついたら手を握っていた。


それと同時にそのまま引き寄せられる。


『ッさ、朔夜?』


「これからよろしくな」


朔夜のちょうどいい低さのトーンが耳に響いた。


それより、仲間になったはいいけど…


『私、喧嘩できないよ?』


そう言うと、その場が静まり返った。


えっなんか変なこといった?