孤独のその先に

力を振り絞ってそう伝える。


「私も好きだよ…だからお願い。いなくならないで…!」


そんな言葉とは裏腹に全身の力が抜けていくのがわかる。


まだ伝えたいことは山ほどあるのにな…



そんなことを思いながら意識を失った。






ここはどこだ?


目の前は真っ暗。


先が見えない。