孤独のその先に

__気がつくと、お互いの下っ端は倒れていた。


立っているのは数人。


そのなかにみんなの姿があったから安心。


『1つ、聞きたいことがある』


そういうと、みんなの目線が私に向く。


『どうして、琉樹兄を殺したの?』


「どうして?そんなの…目障りだからに決まってるだろ」


続けて父は言った。