孤独のその先に

その声につられて後ろを向くと、女子3人組がいた。


あれあの子…朝、朔夜にチョコ渡そうとしてた子だ。


けど断られてたのを覚えている。


「フッ本当に来るとかバカなの?」


『なにか用ですか?』


なんかこういうの懐かしい。


リンチってやつ?


前の学校のこと思い出すなぁ…。


「とぼけないでよ。明美が朔夜くんに渡そうとしたのに、あんたのせいで受け取ってもらえなかったんだから」