孤独のその先に

朔夜がハッキリとした口調でそう言った。


『私も天竜のみんなのこと守るからね、お兄ちゃん』


守られてるだけじゃいや。


せめてみんなの心の支えになりたい。


そう誓った。


「…美羽」


みんなと目を合わせ、ニコッと微笑んだ。


…みんな、ありがとう。