孤独のその先に

チラッと朔夜の方をみると、顔が真っ赤だった。


「ッこっちみんなよ」


『ご、ごめん』


きまづい空気が流れる。


ドクンドクン


心臓がさっきからうるさい。


隣にいる朔夜に聞こえちゃいそうなぐらい。


アイスを受け取ると、近くの椅子に座る。


『ん、おいしい』


ほんのり甘いのが癖になりそう。