孤独のその先に

気がついたらもう誰もいない。


__私はしばらくその場から動くことはできなかった。


今の…なに?


これ以上って、さっきの人は琉樹兄のこと知ってるってこと?


もう頭がごちゃごちゃ。


「あ、美羽いた!」


1人で考え込んでいると、響と永遠が私を見つけてくれた。


でも、今の私はそれを素直に喜べなかった。