孤独のその先に

「…美羽?どうしたの?」


沙耶が覗いてくる。


『あ、ううん。なんでもないよ』


気にしちゃだめだめ。


できるだけ朔夜のほうは見ないようにして作業を続けた。


__ふぅ、やっと終わった。


これで午前のシフトはおわった。


やっと回れるよ。


「伊吹たちも終わったー?」


「さっき終わったぞ」