孤独のその先に

涙が止まらない。


ッこんなのあんまりだ。


あのときちゃんと話を聞いとけばよかった。


そしたら未来は変わったかもしれないのに。


絵里、ごめん。


なにも気づけなくて。


ひたすら絵里の元へ走り続けた。


__ピンポンッ


着いた先は絵里の家。


人がいないのか、誰も出る気配がない。