(謙太郎、休みか⋯⋯ )
今朝早く、謙太郎から欠席すると連絡がきた。
昨日のパーティーの翌日。
あの後、何かあったのかな。
響は、そう考えて、心に血が滲むような気がした。
昨日の傷、それがぐじぐじと膿み、また新たな傷がつくようなかんじだった。
昨日の姿は、さすがに自分でも思わなかったぐらいダメージを受けた。
光景が浮かび、切りつけられたような気持ちにまたなる。
今日、謙太郎に会って、自分の馬鹿さを信じたかった。
4時間目の後、昼休みに、謙太郎の母親と紗代子に呼び出された。放課後じゃない時間は初めてだった。
昨日のパーティーで今日。
紗代子も決着が着けたくて、あせっているのを感じる。
パーラーは空いていなかったのか、同じ並びの、結構狭い談話室で、そこはソファーの応接セットではなく、木のテーブルに木の椅子、お茶が飲めるようにポットにお湯と、簡単なティーセットが机の端にあった。


