『Give』
……ん?
何だこの英単語…。
Give……てなんだ。
よく聞くような聞かないような。
その時の僕は、伊緒のことだから何かのメモに使ったのだろうとあまり気に止めていなかった。
その単語のずっと下の方にも、短い文章のようなものを見つけた。
それを目で追っていくと共に、心臓がドクドクと音を立て始める。
「……なんで、っ」
『燈真なら大丈夫。孤独を、独りぼっちを変えられた燈真なら、きっと。君が嫌いなまたねもいつかも、信じればいつかきっと訪れる。燈真はもう、独りぼっちじゃないでしょ?』
またね、いつか、なんて言葉。
僕には訪れるか分からないものだった。
