もうこれ以上、許さない

「だったら一緒に住も?
毎日抱いたら、あんなにふうにはならないし」

今、なんて?
耳を疑う言葉たちを、脳内で聞き返す。

「っ、ちょっと待って!
あたしたちセフレだよっ?」
驚いて飛び起きる。

「うんだから、住み込みセフレ?」

なんじゃそりゃ!
ていうか、そんな毎日抱きたいのっ?

「ムリだよっ。
そんなのおかしいし、職場から遠くなるしっ」

「俺が送り迎えするよ」

「はあっ?
何言ってんの?だだでさえ忙しいのに…
そんなにシたいなら他のセフレ探しなよっ」

「だから!
俺は月奈をもっと抱きたいんだよっ」

その瞬間、胸がめちゃくちゃ締め付けられる。


ずっと、狂的なくらい愛されたかった(●●●●●●●●●●●●●)
他の人なんかどーでもよくなるくらい、あたしだけを。
片時も離れていられないくらい、不可欠に。

だから愛じゃなくても、誉からそんなふうに求められて嬉しかった。


とはいえ、その状況に身を置くのは…
心がセーブ出来なさそうで、怖い。

「でも、一緒には住めないよ」

「…だよな」

「その代わり、会う日は増やしてもいいよ?」
誉があまりにも寂しそうに呟くから、そう譲歩すると。

「ありがと月奈っ」
ぐっと抱き寄せられて。

ぎゅっと…
いつまでもぎゅうっと抱き締められた。